私的女性キャラ論考2. 『リン・ミンメイ』
引き続き女性キャラ論など(爆)。
昨日の南ちゃんよりも何よりも。
当時周囲の女の子たちの間ですご~~~く嫌われていたのが標記
「リン・ミンメイ」でした・・・。
(超時空要塞マクロス(ファーストシリーズ)なんて、知ってるのかな・・・皆)
ちなみに、私は最初のシリーズしか見ていませんので、その後の続編(?)の設定はまったく知りません。
その上での記事ですのでご承知おきください。
何でか周囲の子は皆口をそろえて
『ミンメイきら~~~い
美沙さんが好き~~~』
『美沙さん可哀想~~~!ミンメイ大っきらい~~~
』
でした。
その為・・・私あまり主張できなかったんですが。
私・・・ミンメイが大好きでした・・・
今でも好きなタイプの女の子です。
ミンメイは本来ヒロインであったはずなのに、
放映途中から早瀬美沙少佐の人気がじわじわと上昇し始め、
スタッフにも愛されたせいか、どんどこメインヒロインへの道を驀進していってしまい、
最後には主役とくっついてしまうという道をたどった為に(まるでビバヒルのケリーのよう)
すごく割を食った感があるのですが。
おぼろげな記憶では、シリーズ人気が出たので、半クール位放映が延びたせいで、ああいう結末になったような・・?
いや、途中でなんとなく匂わされてはいましたが、あそこまでハッキリした結末ではなかったと思います。
本当の最終回は、人間とゼントラーディ軍の戦いの終幕で終わる予定で。
(『愛は流れる』でしたっけ?あの回は名作だったと今でも思います。)
終戦後の地球上での人間との共生についてのエピソードは足されたものだったとかなんとか・・。
まぁ、あのエピソードも終戦後の地球という事で非常に興味深かった記憶があるのですが・・
その延びたパートでミンメイが当て馬っぽく扱われて、仕事(歌手)に行き詰まった彼女がヒカルの家に転がり込んできて一緒に暮らし始めている処へ美沙さんが来たりしたワケですが。
いや・・美沙さんも好きでした。
・・・・自分の方が年上で、生粋の軍人。
更に上官である立場で配下の男性を好きになってしまい、
しかも彼が昔から好きだった、アイドルにまでなった可愛い女の子の存在を知っている・・
切ない。
とっても切ないっ!!
人気が出るのも判る気はします。
しかも才色兼備のやまとなでしこタイプ。
私も普段であれば、彼女のような不器用なキャラを好きになるでしょう。
でもミンメイ好きなんですよ~
ああいう風に「女の子
」である自分を、
自分自身の魅力を、奔放さを、ワガママさを、
隠そうともしないで生きてる女の子は好きです・・
ある種の野性味を感じるっていうか。
傍にいたら、同性であっても参っちゃうと思います。
男ならば更に。
彼女はこう・・・じとっとした部分や影の部分がまったくなかったですよね?
本当はこうしたいのに出来なくてウジウジ・・
とか
(いや、ウジウジするのは構わないんですけど、そのくせ云々・・っていうのが嫌いなんだと昨日気付きました)
ヤキモチを妬いてるくせに、言い出せなくて勝手に悩んだり・・
とか。
ミンメイは、気になる男の子にははっきり態度を示すし、
そうでない場合はエライそっけなかったり、
ヤキモチを妬けば喧嘩ふっかけたり拗ねたり。
魅力的な女の子でした。ホントに。
『女性』を本能のままに生きてる感じがして、
きっとあの後すごく魅力的な大人の女性になったと思います。
それはそれはいい女
になったのではないかと。
当時は自分の中のモヤモヤを、そんな風に分析する事も出来なかったので。
周りの女の子達が「ミンメイきらい~~~っ」って言って
最終回の結末に喝采を贈る中。
ただただヒジョーに不満を感じていた私でした。
「ミンメイの方が可愛いじゃないさー。」
「『君には歌がある』って、歌と恋人は別もんだよ・・」
と、とっても納得できなかったのを覚えています。
その後、ビデオかなにかで映画版を見て、あれで大分納得した記憶があります。
映画は「ミンメイ救済編」って感じでした。
もちろん、最後彼女は主役の男性(ヒカルだっけ・・・?)とは結ばれないのですが、
それでも、すっごくカッコ良かった。
歌を歌うという彼女の仕事。
それに目覚めた彼女の、ラストのカウントダウンが印象的でした。
当時「歌があるって言っても・・」と不満に思った私ですが、
多分あそこで彼女は恋を選ばなくて良かったんだと思います。
何年か前に同年代の友達とマクロスについて語った事があって。
彼女も放映当時は美沙さん派だったそうなんですが。
『いや・・今にしても思えば、ミンメイだよね・・やっぱり。』
『そうでしょ~~~~~っっだから、絶対ミンメイの方がイイって思ってたよ私は
』
と、今更のように力説した私でした(笑)
話しは逸れますが。
以前に同年代や歳上の男の人達とメカについて話していた時の事。
アニメに出てくるメカで何が目からウロコな衝撃だったかという話題で。
その位の年代の人達だと当然、ガンダムなんだろうと思っていたら。
意外(?)なことにそこに居た殿方のほとんどが、バルキリー(マクロロのメカ)だそうです。
その場に居たのは、カーデザインとかやってる方たちが多かったのでデザイン的な要素も含めてだったのかもしれないですが。
「超時空要塞マクロス(1984)」設定画より
(左:ノーマル時各形態、右:スーパー・パック装着時各形態)
あの、ファントムみたいな戦闘機型からロボットに変形するのとか、
中に町まである巨大なマクロス要塞が変形するのも斬新だったそうで。
そういや、マクロスがトランスフォームする度に船内の町に避難警報とか出てて、お店とか大変だなぁと思ったのを覚えてます。
だって・・・
マクロスが戦闘態勢に入って、トランスフォームするたんびに内部の町はこの惨事。
町なかに急に宇宙空間への穴があいちゃう!!
一応シャッター的なものは降りてくるけどさ・・・
変形するから、自分の立ってる場所とかがいきなり、おおおおお~いっっ!!な状態になったり。
途中から住民も慣れてきましたけど、最初の頃は大災害引き起こしてましたよね。
当時ミンメイの声と歌を芸大の現役の学生さんかなんかが演って、アイドル化したのも、今のキャラソンアニソンブームの原型とも言えますし・・・・
歌は名曲が多かったですよねー
特に、上記TV版の本来の最終回で歌われた『愛は流れる』は、今でも名曲だったと思います。
映画版の主題歌で、「愛・覚えていますか?」に取って代わられていましたが、アレは本当に名曲でした。
ストーリーの主題にも合っていたし。
誰かまた歌わないかな~
ところで、今回このコラムを書くに当たって色々調べていたら、衝撃の事実が・・・っ!
映画版のマクロスって、マクロスそのもの(TV版を映画版にしたもの)ではなく・・・
TV版マクロスの世界内で制作された「映画」って設定なんですってえぇぇぇぇっ
だから、あの映画にはTV版マクロス世界でアイドルスターになった「リン・ミンメイ」が主演しているって事になるらしいですよ。
なので主題歌も違うし、ストーリーも事実(TV版)と違うのだそうです。
初めて知った真実。
つまるところ、ノンフィクションだけどフィクションも加えてありますよー、
演じているのは実際の人たちですよー、という映画らしい。
ひええええ
しかもマクロス史の中では、TV版の最終回(36話)は2012年・・・・って、来年かよっっ!?
最後に、やっぱり美沙さんはスタッフに愛されてたんじゃないかなぁと
ミンメイ好きな私がうがってしまう一因を・・
TV版の美沙さんって、こんなんでした。
地味なんす・・
好みはどうであれ、どう見ても「地味」なんです・・・・
地味ヒロインだと言われればそれまでなのですが。
なのに。
なのに、TV版最終回と映画版では別人のよう・・・・
(はっ
上記の設定にのっかればメイクさんがすごいって事なの
)
そうして、ミンメイは今、AKBとかハロプロの子たちが身につけているアイドル服とクルクルの髪型だと思うの。
・・・・まさに2012年
内容が古すぎてついてこられる人はいるのかっっ
なるりんっ
昨日の南ちゃんよりも何よりも。
当時周囲の女の子たちの間ですご~~~く嫌われていたのが標記
「リン・ミンメイ」でした・・・。
(超時空要塞マクロス(ファーストシリーズ)なんて、知ってるのかな・・・皆)
ちなみに、私は最初のシリーズしか見ていませんので、その後の続編(?)の設定はまったく知りません。
その上での記事ですのでご承知おきください。
何でか周囲の子は皆口をそろえて
『ミンメイきら~~~い

『美沙さん可哀想~~~!ミンメイ大っきらい~~~

でした。
その為・・・私あまり主張できなかったんですが。
私・・・ミンメイが大好きでした・・・
今でも好きなタイプの女の子です。
ミンメイは本来ヒロインであったはずなのに、
放映途中から早瀬美沙少佐の人気がじわじわと上昇し始め、
スタッフにも愛されたせいか、どんどこメインヒロインへの道を驀進していってしまい、
最後には主役とくっついてしまうという道をたどった為に(まるでビバヒルのケリーのよう)
すごく割を食った感があるのですが。
おぼろげな記憶では、シリーズ人気が出たので、半クール位放映が延びたせいで、ああいう結末になったような・・?
いや、途中でなんとなく匂わされてはいましたが、あそこまでハッキリした結末ではなかったと思います。
本当の最終回は、人間とゼントラーディ軍の戦いの終幕で終わる予定で。
(『愛は流れる』でしたっけ?あの回は名作だったと今でも思います。)
終戦後の地球上での人間との共生についてのエピソードは足されたものだったとかなんとか・・。
まぁ、あのエピソードも終戦後の地球という事で非常に興味深かった記憶があるのですが・・
その延びたパートでミンメイが当て馬っぽく扱われて、仕事(歌手)に行き詰まった彼女がヒカルの家に転がり込んできて一緒に暮らし始めている処へ美沙さんが来たりしたワケですが。
いや・・美沙さんも好きでした。
・・・・自分の方が年上で、生粋の軍人。
更に上官である立場で配下の男性を好きになってしまい、
しかも彼が昔から好きだった、アイドルにまでなった可愛い女の子の存在を知っている・・
切ない。
とっても切ないっ!!
人気が出るのも判る気はします。
しかも才色兼備のやまとなでしこタイプ。
私も普段であれば、彼女のような不器用なキャラを好きになるでしょう。
でもミンメイ好きなんですよ~

ああいう風に「女の子

自分自身の魅力を、奔放さを、ワガママさを、
隠そうともしないで生きてる女の子は好きです・・
ある種の野性味を感じるっていうか。
傍にいたら、同性であっても参っちゃうと思います。
男ならば更に。
彼女はこう・・・じとっとした部分や影の部分がまったくなかったですよね?
本当はこうしたいのに出来なくてウジウジ・・

(いや、ウジウジするのは構わないんですけど、そのくせ云々・・っていうのが嫌いなんだと昨日気付きました)
ヤキモチを妬いてるくせに、言い出せなくて勝手に悩んだり・・

ミンメイは、気になる男の子にははっきり態度を示すし、
そうでない場合はエライそっけなかったり、
ヤキモチを妬けば喧嘩ふっかけたり拗ねたり。
魅力的な女の子でした。ホントに。
『女性』を本能のままに生きてる感じがして、
きっとあの後すごく魅力的な大人の女性になったと思います。
それはそれはいい女

当時は自分の中のモヤモヤを、そんな風に分析する事も出来なかったので。
周りの女の子達が「ミンメイきらい~~~っ」って言って
最終回の結末に喝采を贈る中。
ただただヒジョーに不満を感じていた私でした。
「ミンメイの方が可愛いじゃないさー。」
「『君には歌がある』って、歌と恋人は別もんだよ・・」
と、とっても納得できなかったのを覚えています。
その後、ビデオかなにかで映画版を見て、あれで大分納得した記憶があります。
映画は「ミンメイ救済編」って感じでした。
もちろん、最後彼女は主役の男性(ヒカルだっけ・・・?)とは結ばれないのですが、
それでも、すっごくカッコ良かった。
歌を歌うという彼女の仕事。
それに目覚めた彼女の、ラストのカウントダウンが印象的でした。
当時「歌があるって言っても・・」と不満に思った私ですが、
多分あそこで彼女は恋を選ばなくて良かったんだと思います。
何年か前に同年代の友達とマクロスについて語った事があって。
彼女も放映当時は美沙さん派だったそうなんですが。
『いや・・今にしても思えば、ミンメイだよね・・やっぱり。』
『そうでしょ~~~~~っっだから、絶対ミンメイの方がイイって思ってたよ私は


と、今更のように力説した私でした(笑)
話しは逸れますが。
以前に同年代や歳上の男の人達とメカについて話していた時の事。
アニメに出てくるメカで何が目からウロコな衝撃だったかという話題で。
その位の年代の人達だと当然、ガンダムなんだろうと思っていたら。
意外(?)なことにそこに居た殿方のほとんどが、バルキリー(マクロロのメカ)だそうです。
その場に居たのは、カーデザインとかやってる方たちが多かったのでデザイン的な要素も含めてだったのかもしれないですが。
「超時空要塞マクロス(1984)」設定画より
(左:ノーマル時各形態、右:スーパー・パック装着時各形態)
あの、ファントムみたいな戦闘機型からロボットに変形するのとか、
中に町まである巨大なマクロス要塞が変形するのも斬新だったそうで。
そういや、マクロスがトランスフォームする度に船内の町に避難警報とか出てて、お店とか大変だなぁと思ったのを覚えてます。
だって・・・
マクロスが戦闘態勢に入って、トランスフォームするたんびに内部の町はこの惨事。
町なかに急に宇宙空間への穴があいちゃう!!
一応シャッター的なものは降りてくるけどさ・・・
変形するから、自分の立ってる場所とかがいきなり、おおおおお~いっっ!!な状態になったり。
途中から住民も慣れてきましたけど、最初の頃は大災害引き起こしてましたよね。
当時ミンメイの声と歌を芸大の現役の学生さんかなんかが演って、アイドル化したのも、今のキャラソンアニソンブームの原型とも言えますし・・・・
歌は名曲が多かったですよねー
特に、上記TV版の本来の最終回で歌われた『愛は流れる』は、今でも名曲だったと思います。
映画版の主題歌で、「愛・覚えていますか?」に取って代わられていましたが、アレは本当に名曲でした。
ストーリーの主題にも合っていたし。
誰かまた歌わないかな~
ところで、今回このコラムを書くに当たって色々調べていたら、衝撃の事実が・・・っ!
映画版のマクロスって、マクロスそのもの(TV版を映画版にしたもの)ではなく・・・
TV版マクロスの世界内で制作された「映画」って設定なんですってえぇぇぇぇっ
だから、あの映画にはTV版マクロス世界でアイドルスターになった「リン・ミンメイ」が主演しているって事になるらしいですよ。
なので主題歌も違うし、ストーリーも事実(TV版)と違うのだそうです。
初めて知った真実。
つまるところ、ノンフィクションだけどフィクションも加えてありますよー、
演じているのは実際の人たちですよー、という映画らしい。
ひええええ

しかもマクロス史の中では、TV版の最終回(36話)は2012年・・・・って、来年かよっっ!?
最後に、やっぱり美沙さんはスタッフに愛されてたんじゃないかなぁと
ミンメイ好きな私がうがってしまう一因を・・
TV版の美沙さんって、こんなんでした。
地味なんす・・

好みはどうであれ、どう見ても「地味」なんです・・・・
地味ヒロインだと言われればそれまでなのですが。
なのに。
なのに、TV版最終回と映画版では別人のよう・・・・
(はっ


そうして、ミンメイは今、AKBとかハロプロの子たちが身につけているアイドル服とクルクルの髪型だと思うの。
・・・・まさに2012年

内容が古すぎてついてこられる人はいるのかっっ

なるりんっ

1/72 VF-1S ストライクバルキリー “ミンメイガード” 《超時空要塞マクロス》 (プラモデル) ハセガワ(発売中)【楽ギフ_包装選択】【YDKG-u】
ビッグビィ楽天市場店 -2nd-
ギフト対応(1包装につき\210?)楽天国際配送対象商品(海外配送)ご注文前に必ずこちらをご確認くだ
楽天市場 by 

ビッグビィ楽天市場店 -2nd-
ギフト対応(1包装につき\210?)楽天国際配送対象商品(海外配送)ご注文前に必ずこちらをご確認くだ


この記事へのコメント
ネタバレになりますが、ミンメイはその後のシリーズでは、理想化された(欠点一つもないような)伝説の歌手として語りつがれているという、観ててドキリとさせられる描写があります。
自分も含め大衆へのかなりキツい皮肉かもしれない。
欠点のひとつも無いって!
ある意味人間としては欠点だらけなのにね、ミンメイ。そこが愛される所以なのに。
尾崎伝説みたいなものかな?
初回の光がオバサンって呼んだころからww
でも、この歳になってマクロスFのランカ・リーが好き
邪魔な事はしない存在だったけど
実際の女の子ってああでしょ?っていう
アンチテーゼ的なキャラを過剰に付け足してあるので
普通の人ならミンメイを鬱陶しく感じるのはある意味では自然な反応だと思います
しいて言うならば、ミンメイ的な生き方がどうしても出来ない
真面目で控えめでいつも人を気遣ってしまう人は「いいなぁ」って感じるかもしれませんね
ちなみに自分は男ですが、あそこまでころころ変わって振り回されまくるのはちょっと嫌です(笑)
YouTubeで昔のアニソンを聴いていたら「愛・おぼえていますか」を観たのがきっかけで劇場版マクロスを観、テレビシリーズも観ました。放送された82年はまだ子供で、また外国に住んでいたのでマクロスというアニメの存在も先週まで知りませんでした。多くの人が知っていて驚きました。
前置きが長くなりました。
それで私は(もうすぐ40になるのに)ミンメイのファンになってしまいましたが、アニメを観終わり、マクロスロスになりました。特に、もうミンメイが見られないのかと。そう。ミンメイ、好きです。あなたの書かれた、なぜミンメイが好きなのかという分析にとても納得しました。未沙さんもいいけど、わかりにくい女性よりも、自分はミンメイみたいな女性に惹かれます。
それを申し上げたかっただけです。突然すみませんでした。